講演概要:
在室者の熱的快適性は,室内外の温熱要素および身体の状態により刻一刻と変化する.そのため,快適のための温熱要素の設定基準は未だ明確でない.本講演では,まず,温熱要素の中でも,特に湿度に着目し,温度との交互作用が快適性に及ぼす影響を概観する.そして,“常に快適,そして,省エネ”を目標としたブレインインターフェイス型空調システムの開発に向けた背景と取組みを紹介し,議論を深めたい.
講師紹介:
氏 名 | 渡邊 裕宣(ワタナベ ヒロノリ) |
略 歴 | 2004年3月 福岡県立城南高等学校 卒業 2009年3月 鹿屋体育大学 体育学部 体育・スポーツ課程 卒業 2011年3月 鹿屋体育大学大学院 体育学研究科 修士課程 修了 2011年4月-2015年3月 医療機器メーカー アルケア株式会社 2019年3月 鹿屋体育大学大学院 体育学研究科 博士後期課程 修了 2019年4月-2022年3月 東洋大学理工学部 客員研究員 2022年4月- 早稲田大学人間総合研究センター 招聘研究員 2022年10月- 早稲田大学持続的環境エネルギー社会共創研究機構 環境エネルギーシステム総合研究所 次席研究員(研究院講師) |
開催:Web会議システム