講演概要：
人間の熱的快適性は室内の環境を均一かつ一定に保つことで保証されると信じられてきたが、現行の基準では多くのエネルギーを使用しなくては実現不可能なほどの厳しい条件となり、さらに温熱環境をいくら精緻に制御できたとしても「暑すぎる」や「寒すぎる」といったクレームは後を絶たない。
本講演では人間の行動的特性や心理的特性を巧みに活用することで快適性と省エネ性を高めるヒューマンファクターデザインについて説明する。
講師紹介：
| 氏 名 | 鵜飼 真成 （ウカイ マサナリ） |
| 略 歴 | 1990年 神奈川県川崎市生まれ 2012年 工学院大学工学部建築学科卒業 2014年 工学院大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了 2016年 日本学術振興会特別研究員DC2（所属：工学院大学） 2018年 工学院大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程修了 2018年 日本学術振興会特別研究員PD（所属：早稲田大学） 2019年 シドニー大学建築学部客員研究員 2021年 早稲田大学創造理工学部建築学科講師 |
開催：Web会議システム