2021年12月21日 「サーキュラー・エコノミーによって変わる今後のものづくり」東京大学大学院工学系研究科 教授 梅田 靖様

講演概要:
欧州では、資源が循環することを前提にした経済社会システムを構築することを目的にした「サーキュラー・エコノミー」政策が強力に推進されている。これは、概念的に曖昧な部分もあるものの、従来の3Rとは一線を画す考え方であり、今後のものづくりの在り方を変えようとする要素を含んでいる。本講演では、サーキュラー・エコノミーの概要、欧州企業における事例を紹介した上で、サーキュラー・エコノミーに必要であるライフサイクル設計の考え方を述べる。

 

講師紹介:

氏 名 梅田 靖 Yasushi Umeda
所 属 東京大学大学院 工学系研究科人工物工学研究センター
経歴 1987年3月 東京大学工学部精密機械工学科 卒業
1992年4月 東京大学大学院工学系研究科精密機械工学専攻博士課程 修了 博士(工学)
1992年4月 東京大学工学部 助手
1995年10月 東京大学大学院工学系研究科 講師
1999年4月 東京都立大学大学院工学研究科機械工学専攻 助教授
2005月2月 大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻 教授
2014年1月 東京大学大学院工学系研究科 教授 現在に至る
兼務:グリーン購入ネットワーク会長、エコマーク運営委員会委員長、
精密工学会ライフサイクルエンジニアリング専門委員会委員長、
経団連21世紀政策研究所サーキュラー・エコノミー研究会研究主幹ほか。

 

 

開催:Web会議システム