講演概要:
空調システムの省エネルギー性や快適性は、建築の熱的遅れと密接に関係する。
近年は、TABS (Thermo Active Building System) という概念が広まり、建物の熱容量を積極的に活用しようとする建築が増えている。
しかし、実はこのような建築の熱容量を活用しようという発想は古くからある。
本講演では、古代エジプト神殿の熱環境シミュレーションなどを手がかりに、現在のTABSの可能性を探る。
講師紹介:
氏 名 | 富樫 英介 Eisuke Togahii |
勤務先 | 工学院大学 |
略 歴 | 2004.03 早稲田大学理工学部建築学科 卒業 2006.03 早稲田大学理工学研究科建築学専攻修士課程 修了 2009.03 早稲田大学理工学研究科建築学専攻博士課程 修了 2009.04-2009.12 早稲田大学創造理工学部 助手 2010.01-2015.03 株式会社 日建設計 2015.04- 学校法人 工学院大学 准教授 2022現在 学校法人 工学院大学 教授 |
開催:Web会議システム