2023年8月3日 講演会「日本の気候変動対策の今後について」早稲田大学法学部 教授 森本 英香様

講演概要:

G7広島サミットにおいて、各国の事情に応じ、多様な道筋の下で、ネット・ゼロという共通のゴールを目指すとされた。
日本では、2020年の2050CN宣言以来、官民挙げての脱炭素に向けた取組みは広がっている。
とりわけ、昨年以来、GX(グリーン・トランスフォーメーション)の絵姿が明らかになりつつある。
先進各国の取組と比較しつつ、日本の固有の事情に応じ、かつ、OECD非加盟国にも役立つ「日本モデル」としてどのような取組みが必要かについて考えてみたい。

 

講師紹介:

氏 名 森本 英香(モリモト ヒデカ)
略 歴 早稲田大学法学部教授。(一財)持続性推進機構理事長 元環境事務次官

1981年東京大学法学部私法学科・政治学科卒。同年環境庁入庁。
地球温暖化京都会議(COP3)議長秘書官、内閣参事官、国際連合大学(UNU)上級フェロー、East West Center上級研究員(アメリカ)、内閣官房内閣審議官(原子力安全規制組織等改革準備室長)、原子力規制庁次長、環境省大臣官房長、環境省事務次官(2017年~2019年)等を経て、2020年から現職。
大阪府出身。


著書 「里地からの変革」(共著 1995年 時事出版)など

開催形式:ハイブリッド