講演概要:
オゾン層破壊物質の代替として開発されたハイドロフルオロカーボン(HFC)は冷媒をはじめとする様々な用途に活用されていますが、温室効果が高いため、その消費・生産量がモントリオール議定書キガリ改正に基づき規制されています。日本でもモントリオール議定書を担保するオゾン層保護法に基づく規制や、フロン排出抑制法に基づく排出抑制の取組が進められています。2050年カーボンニュートラルに向けて更なる取組が求められている中、フロン規制の動向と今後の課題について解説します。
講師紹介:
氏 名 | 兒玉 歩 |
略 歴 | 2004年 経済産業省入省(製造産業局化学物質管理課配属) 2007年 商務情報政策局情報政策課国際室 2011年 貿易経済協力局技術協力課 2013年 大臣官房秘書課 2015年 製造産業局総務課技術戦略室 2017年 東アジア・アセアン経済研究センター(ジャカルタ) 2020年 製造産業局化学物質管理課化学物質安全室 2022年 現職 |
開催形式:ハイブリッド